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太陽光発電の設置は自家消費を念頭に

太陽光発電装置は文字通りに太陽光を利用して発電するための装置です。
これは大小様々な種類があり、小さいものだと街灯などの照明に使うための装置とか、車のバッテリー上がりを防止するために車内に設置するものなどいろいろあります。
変わったところだと、荷物を入れて持ち運ぶバックパックに内蔵されてる商品などもあります。
これらは20wとか100wレベルで太陽光を集められる装置で、価格も安いのだと数千円から数万円以内のレベルで比較的安価に買うことができます。
このような小さい装置から給電をする場合、家庭用のテレビやパソコンなど汎用の電化製品を使用するとなると、発電装置との間にバッテリーや100Vに変換するインバーターなどを介して使用することが条件になったりする場合があります。


しかし世間の多くが連想する太陽光発電は建物の屋根全体を覆うくらいの大きさのレベルで、具体的には産業用または住宅用の発電装置となります。
このような大規模な太陽光発電装置を設置するとなると、その導入価格もかなり大規模になり、住宅用でも約200万円くらいは覚悟しないとなりません。
このときこれだけの大きさの装置を導入する場合に気を付けないとならないことは、少なくても住宅用の場合は売電をメインの目的として安易な導入をしてはならないことです。
というのは売電するには年々環境が悪くなっているからです。
2011年ごろの売電価格は10kW未満の場合は42円程度でしたが、その後は年々減少傾向になってます。
2015年からは出力制御できる機器とできない機器との差が設置されるようになってます。
しかし2019年度からはほとんどの地域で出力制御対応機器の設置が義務化された機器しか事実上扱えないようになり、その場合は26円となります。


太陽光発電装置で元をとろうとすると通常は10年以上かかります。
しかし年々売電価格は下落傾向にあるので、10年以上先は今よりもさらに収入が減ることを覚悟しないとなりません。
従って初期費用や途中でのメンテナンス費用などを加算しての投資回収年数は今よりももっと先になってしまいます。
下手をすれば赤字も覚悟しなければならないかもしれません。
というのは自家消費してもさらに電力が余剰ならば一応買取してもらえるはずなのですが、肝心の売電先の電力会社が供給過剰に陥ると買取すらさせてもらえないからです。
これは実際に九州電力管内で複数回発生しています。
なので住宅用の場合は売電目的で設置するのではなくて、自家消費をメインに設置するのが妥当な理由になってきます。
このときもう1つ要求されるのがバッテリーの設置です。
というのは太陽光発電は昼間しかできません。
自家発電した電力を夜間に使用したければどうしてもバッテリーを設置しなければ使用不可になってしまうからです。

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